言葉は捉え方次第

23歳の頃か、
60時間寝ずに仕事したことがある。
今となればよい経験でした。
デザインコンペの資料作成の納期ギリギリで
とあるプランニング会社に応援で出向した時の事。
まだ若かった私にはそれが苦痛で、
内心ふて腐りながら仕事してたっけな。＾＾
２日目の深夜、そこの会社の社長も一緒に仕事してたんですけどね、悠々と淡々と仕事をするんです。ちょっと楽しんでいるようにも見えて。
だから聞いたんです。
「社長タフですねぇ。何でそんなに淡々と仕事がしてられるんです？」って。
そしたら私に笑顔で柔らかに、
「北村君、仕事なんてね、暇潰しよ♪」

この一言は、なんか感動したっていうか嬉しい感情に近かった気がします。説得力があった。だって一緒に、いや私以上に頑張ってましたもん社長。
見た目なよっちい穏やかな社長なんですけど（失礼！）かっこよかったんだなぁその時。
あ、こんな人間になりたいって、
その社長の一言は、今日までの私の仕事に対する価値観に大きく影響しています。
それに、一緒になって仕事するタイプのリーダーが私はやっぱり好きです。それが経営論として○か×かはわかりませんけどね。

「仕事なんてね、暇潰しよ♪」
私にとって深イイ話で、今でもこの言葉が支えてくれる事しばしばあります。